メインコンテンツへスキップ

COIN HISTORY TIMELINE

古銭の歴史年表

708年の和同開珎から戦後の通貨改革まで、日本の貨幣はおよそ1300年の歴史を刻んできました。 各時代の節目をたどり、対応する古銭の解説記事へと辿れます。

カテゴリ別の色分け

  • 古銭総称・紙幣など
  • 金貨大判・小判・近代金貨
  • 銀貨丁銀・計数銀貨
  • 銅貨皇朝銭・寛永通宝など
  1. 古代飛鳥〜平安時代

    律令国家が中国にならい貨幣鋳造を開始。皇朝銭の品位低下とともに国産鋳造は途絶える。

  2. 683年頃飛鳥時代銅貨

    富本銭の鋳造

    和同開珎に先立つ日本最古の鋳造銭貨。天武天皇の時代に飛鳥池工房で造られた。実用通貨か厭勝銭(まじない銭)かは今も議論が続く。

    関連記事「富本銭」を読む
  3. 708年奈良時代古銭

    和同開珎の発行

    元号「和銅」を冠した日本初の本格的な流通貨幣。武蔵国から献上された自然銅を機に鋳造され、銅銭と銀銭の二種が発行された。

    関連記事「和同開珎」を読む
  4. 760〜963年奈良〜平安時代銅貨

    皇朝十二銭

    和同開珎に続き朝廷が発行した12種の銅銭の総称。改鋳のたびに品位が低下し、平安中期には国産銭の鋳造そのものが途絶えた。

    関連記事「皇朝十二銭」を読む
  5. 中世鎌倉〜戦国時代

    国内鋳造が途絶え、流通は中国からの渡来銭が担った。私鋳銭の横行と撰銭が社会問題に。

  6. 1300年代頃鎌倉〜室町時代銅貨

    渡来銭の時代

    国内鋳造が絶えた中世、流通を担ったのは宋銭・明銭などの中国渡来銭。日明貿易でもたらされた永楽通宝は戦国武将の旗印にも用いられた。

    関連記事「永楽通宝」を読む
  7. 近世江戸時代

    金・銀・銭の三貨制度が確立。度重なる改鋳が幕府財政と物価を揺らし続けた。

  8. 1588年安土桃山時代金貨

    天正大判金

    豊臣秀吉が後藤家に命じて鋳造させた世界最大級の金貨。通貨というより恩賞・贈答用の威信財で、現存数はきわめて少ない。

    関連記事「天正大判金」を読む
  9. 1601年江戸初期金貨

    慶長金銀と三貨制度

    徳川家康が発行した慶長小判・慶長丁銀。金・銀・銭の「三貨制度」の出発点となり、全国統一通貨の基礎が築かれた。

    関連記事「慶長小判」を読む
  10. 1636年江戸前期銅貨

    寛永通宝の発行

    幕府公鋳の銅銭。以後250年以上にわたり各地の銭座で鋳造され、日本史上もっとも長く・大量に流通した銭貨となった。

    関連記事「寛永通宝の世界」を読む
  11. 1695年元禄期金貨

    元禄の改鋳

    勘定奉行・荻原重秀の主導で金品位を大きく下げた改鋳。幕府は出目(改鋳差益)を得たが、貨幣の信認低下とインフレを招いた。

    関連記事「元禄小判」を読む
  12. 1714年正徳・享保期金貨

    正徳・享保の改鋳

    新井白石の建議により慶長金銀と同品位への復帰を図った改鋳。良貨政策の象徴だが、通貨収縮(デフレ)の副作用も生んだ。

    関連記事「享保小判」を読む
  13. 1765年明和期銀貨

    南鐐二朱銀

    重さを量らず枚数で使える「計数銀貨」。秤量銀貨が主流だった銀の世界に額面制を持ち込み、金中心の貨幣体系への布石となった。

    関連記事「南鐐二朱銀」を読む
  14. 1835年天保期銅貨

    天保通宝の発行

    100文として通用した楕円形の銅銭。額面と素材価値の乖離が大きく、幕末の貨幣秩序の動揺を象徴する一枚となった。

    関連記事「天保通宝」を読む
  15. 1859年幕末金貨

    安政小判と金流出

    開国に伴う金銀比価の内外差から大量の金貨が海外へ流出。これを抑えるため小型化された小判で、幕末の通貨危機を物語る。

    関連記事「安政小判」を読む
  16. 1860年幕末金貨

    万延の改鋳

    金流出対策として品位・量目を大幅に下げた万延小判。江戸時代最後の小判であり、近世金貨の終着点となった。

    関連記事「万延小判」を読む
  17. 近代明治〜昭和

    「円」が誕生し、十進法と金本位制へ移行。戦後の通貨改革を経て現行制度に至る。

  18. 1868年明治元年古銭

    太政官札

    明治新政府が発行した初の全国通用紙幣。財政基盤の乏しい新政府を支えたが、贋札の横行にも悩まされた。

    関連記事「太政官札」を読む
  19. 1871年明治4年金貨

    新貨条例 ―「円」の誕生

    両・分・朱の四進法を廃し、十進法の「円・銭・厘」を制定。旧1円金貨が発行され、近代日本の通貨単位「円」が誕生した。

    関連記事「旧1円金貨」を読む
  20. 1870年代明治前期銀貨

    竜1円銀貨

    アジア交易での決済を担った貿易用の大型銀貨。竜図のデザインで知られ、海外コレクターからの人気も高い。

    関連記事「竜1円銀貨」を読む
  21. 1897年明治30年金貨

    貨幣法と金本位制

    日清戦争の賠償金を準備に、日本は正式に金本位制へ移行。新1円金貨をはじめ近代金貨の体系が整備された。

    関連記事「新1円金貨」を読む
  22. 1946〜1949年昭和20年代銅貨

    新円切替と戦後の貨幣

    戦後の激しいインフレ下で新円切替と預金封鎖が実施。素材難から臨時補助貨幣などの異色コインが生まれ、現行の貨幣制度へと移行した。

    関連記事「昭和20年代の臨時補助貨」を読む